日本でも、アメリカでも、バカ役人は、子どもの人権や人格よりも、形式と面子を優先しがちです。日本軍並みの無責任体制です。人類への犯罪者ですね。発達トラウマ障害(DTD)の子どもの予後は、ホッタラカシだと、犯罪者になってしまう場合もあります。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.342の、第3パラグラフから。
(ヴァン・デ・コーク教授が運営しているボストンの)トラウマ・センターは、たくさんの、養子に出された子ども達を治療しています。しかし、グリフィンのお陰で私は発達トラウマ障害(DTD)の子どもの対する新鮮な見方を得ることが出来たんですね。「養子として育てられることを理解することは、まるで外国について学ぶことみたいですね。もしも、その土地の出でなければ、あなたはその土地の言葉を話しませんでしょ。人生は、養子に出された子ども達にとって、メチャクチャになりますね」。安心・安全と大事にされることは、他の子ども達でしたら当然のことなのですが、養子に出された子ども達は自分自身で作り出さなくちゃいけないことなんですね。グリフィスがいいます、「人生はメチャクチャ」ってね。そういうときにグリフィスが言いたいことは、もしもみなさんが養子に出された子ども達を、大切に、鷹揚に育てても、養子に出された子ども達は、大切に鷹揚にされる、ということがどういうことになのか、どう応じたらいいのか、分からない、ということなんです。その子らは、野蛮なことなら馴染んでいるんです。皮肉でしたら、分かるんです。
いかに、発達トラウマ障害(DTD)の子ども達が、大事にされて来なかったのか、寛容に扱われて来なかったのかが分かりますでしょ。野蛮な扱い、皮肉な言葉なら馴れている。発達トラウマ障害(DTD)の子どもは、いかに苛酷な生育環境、いかに苛酷な生育歴かが、一目瞭然ですね。
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