高齢者の課題は、人生全体にあい亘り…エリクソンのライフサイクル理論は、高齢者になっても、イキイキ、ピチピチしていることを理論の中に取り込んでいます。すごいですね。 The life cycle co......
2年前(2014年)、心理臨床学会の招聘講演で、発達トラウマ障害(DTD)について講演した、Ruth Lanius ルース・ラニウスさんらが昨年出した本、Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること 意識、脳科学、治療』の翻訳。 発達トラウマ障害(DTD)のセラピーだけでなく、発達トラウマ障害(DTD)の元になってる、家庭、学校、職場などでの、ネグレクトや虐待を止めなくてはなりません。
最終章の第7章、p.279の、第2パラグラフから。
このような発達トラウマ障害(DTD)の子どもとセラピストとのやり取りを通して、ひとりびとりのひとが、治療に関わることに関する理解が、まともなものとなり、また、共感をもって認められるようになりますし、セラピストは自分に何ができるかを、いつでも追い求めて初めて、クライアントが、セラピストとの関係、治療に対する不安や、未知なるものに対する怖れを和らげることができます。クライアントのニーズにも、セラピストのニーズにも基づいて、やり取りの境界線を文句のないものにし続けることは、セラピー関係を信頼してもらうためにはなくてはなりません。
ロジャースではないければも、セラピスト(大人)の態度が大事でしょ。セラピストが自分への問いを問い続けることによっと初めて、クライアントとの関係が信頼されるものになる訳です。
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