エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

リズムって大事!

2016-07-30 12:06:04 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 

 
あなたの「神の座」にはどなたが座ってます?
  取引しているようじゃ、本当の解決になりません。勇気を出して、立ち向かうと、自分を確かにさせる道が開けます。外でやることと、内でやることは、全く同じことの裏表です。 ......
 

 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども。甘えが全く足りません。触れられることがうれしくなるように、 

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.142の第4パラグラフから。

 

 

 

 

 

 

 

 コナーのリズム感に働きかける時期が来ました。奇妙のように見えるかもしれませんが、リズムは何時でも取っても大事なんですね。私どもの身体は、命の根源的なリズム、すなわち、心拍が保てなければ、私どもは生きていけませんよね。このリズムを整えることは一本調子とはいきません。心臓も脳も、暮らしの変化に合わせるために、いつもお互いに合図を出し合います。たとえば、心拍は、「戦うか逃げるか」の段になれば、上がりますし、心拍にいろんな求めがあっても、心拍は一定を保つはずです。ストレスがあっても心拍を整えることと、ストレスホルモンを調整することは、脳が適切なタイミングを維持するための二つの大事な働きです。

 

 

 

 

 

 身体は、一定のリズムを保ったり、暮らしの変化に合わせて、身体を整えるための本能的な調整機能があります。不思議でしょ。

 心拍を整えること、ストレスホルモンを調整することが、身体のリズムにとって大事なことらしいですね。

 

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