今朝の朝日
今朝の聖書の言葉はἀνίστημι,アニステミ,起こす,甦る,です。
岩手県大船渡のお医者さん,山浦玄嗣(はるつぐ)さんによれば,このἀνίστημιは,「横になっているものを,縦にすること」だとされます。花瓶やこけしが横になっていれば,それを縦するのも,ἀνίστημιです。
104歳で亡くなった,私が一番敬愛してやまない,ですから,「マハトマ・まど・みちおさん」と「偉大なる魂」を意味する「マハトマ」と冠してお呼びしているマハトマ・まど・みちおさんの詩に,「れんしゅう」という詩があります。夕日を見ては,優しい天が,死ぬときに慌てふためくだろう,自分が死ぬ練習を毎日プレゼントしてくれているんだぁ,と感動の発見をしたことを詩にした,ハッとするような詩がありますでしょ。
人は,心配になったり,いじめられたり,不安になったり,物ごとがうまく運ばなかったりすると,元気がなくなりがちですね。でも,友達に助けてもらったり,思いがけず道が開かれたり,空や花を見たり,風を感じたりした時に,元気を取り戻すことができますでしょ。マハトマ・まど・みちおさんに習えば,毎日,朝日が昇るのは,優しい天が,元気を取り戻すことがなかなかできない私どもに,元気を取り戻す,復活の練習をプレゼントしてくれているんだぁ,ということですよね。
私どもは,毎日復活してんですね。朝ベットや布団から,自分自身をἀνίστημι,起こしていますでしょ。
朝太陽が昇るのを見たら,自分たちの復活も思い出したら,素敵でしょ。
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