エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害 の人も、「弱い時にこそ強い」

2016-09-20 08:02:04 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
大人の責任
  やり取り上手で、物事に対処する力もあることが大事ですね。 The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p76のブランクから。......
 

 発達トラウマ障害(DTD)の子ども。発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害研究は、新しいようで古い。発達トラウマ障害(DTD)の子どもに、心底大事にされた、と実感してもらうことが、一番大事です。

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.131の、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 それにもかかわらず、イラショナルな信念や考えが分かるようになることが、初めの一歩として役立ちます。マリリンみたいな人達は、自分の思い込みが、友達のものと同じではない、と気付く場合が多いです。その人たちが運が良ければ、友達や同僚の人たちが、「あなたは、不信や自己嫌悪があるから、協力しにくいですね。」って、行動でではなくて、言葉でハッキリと、告げてくれます。でもね、それはめったにありませんし、マリリンが経験したことは、典型的でしたね。マリリンがマイケルに相談した時、マイケルはどうでもいいと思っていたので、マリリンはマイケルとの友情も、一番好きなテニスのパートナーも失くしてしまいました。まさにこの時、マリリンみたいに、頭が良くて、勇気がある人が、失敗を繰り返すことに直面しても好奇心と決心とを見失うことなく、助けを探し始め出すチャンスになりますよね。

 

 

 

 

 

 翻訳そのものがコンステレートしている感じになりますね。

 マリリンも「弱い時にこそ強い」を地で生きました

 

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