エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

子どもは子どもらしくできないと、大人になれませんから

2016-11-04 02:52:42 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
ルターと、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちは大違い
    特定の価値を選び、その価値のためには損も覚悟  人間相手の仕事には、信頼がなくてはなりませんよね。 p116下から5行目から。    &nbs.......
 

 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.141、第4パラグラフ、下から5行目途中から。

 

 

 

 

 

また、コックで暮らしを立てている女性は、家族に食事を作るようになったんですね。それは、母親が薬物で有罪となって、刑務所に入ったからです。別の女性は、8歳の時、ハンドルをつかんで、シッカリと押さえたのは、母親が酔いつぶれて、ラッシュアワーの時に、4車線の道をふらふら運転したからでした。

 

 

 

 

 薬物で刑務所に入る母親も、酔いつぶれても車を運転する母親も、身なりは大人でも、心は赤ちゃんでしょう。ですから、その母親の子ども達は、本来子どもとして振る舞うことが許されて当たり前なのに、それができないばかりか、まるで大人のように、大人の面倒を見なくてはなりません。

 子どもは子どもらしくできませんと、大人のフリはできても、大人には決してなれません

 

 

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