エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ダメなセラピー、ダメな学校は、発達トラウマ障害(DTD)の子どもに災難、迷惑です

2016-11-04 02:24:39 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
いつでも何度でも大事な≪いまここ≫
   親替え=悪い良心→良い良心  昨日のところ、苦難の神義論。東日本大震災を経験したものには、傾聴に値するところじゃぁ、ないですか? 1000年に1回......
 

 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog 「犬として育てられた少年」。p166、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 過去のトラウマのことをあれもこれも正確に思い出さない限り、トラウマから回復することはできない、と思い込んでたら、それは、自分が実際にそうなる予言になりますね。そんな思い込みがあったら、過去に気が行って、現在がおろそかになりがちです。たとえば、過去のよくないことを、ああでもないこうでもないと考えてたら、うつが悪化しちゃった生徒もいますよ。記憶の働きかたを考えたら、過去のろくでもないことをクヨクヨと考えるのは、昔の、釈然としない記憶を、新たな視点で思い出しますから、その人の記憶は、ますます暗くなって、しまいには、現実にはなかったトラウマになってしまいます。強制的で、身体的に攻撃的な、「抱っこ」療法を、頭が柔らかい幼い子どもにやったら、悲劇を招くことになりますからね。

 

 

 

 

 

 

 今のニッポンの学校でやってることのほとんどが、この強制的な抱っこ療法と同じです。ですから、いろんな悲劇が時間を掛けて、実現しています。学校に行けば行くほど、心を病む人が増え、心の闇も深まっていることに、それがハッキリと出ています

 

 

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