今朝も、本田哲郎神父様『釜ヶ崎と福音』から。p.246から。
信仰とは、イエス・キリストが身をもって告げた福音に、信頼してあゆみをおこすことです。
私は、聖書の言葉で一番好きな言葉は、ギリシア語の πίστις ビスティスです。普通は「信仰」と訳されていますが、ユングが、正鵠に指摘しているように、これは誤訳で、「信頼」trustとやるのが正確です。このπίστις ビスティスは、単なる心情だとの誤解がありますが、ここで本田哲郎神父様が教えてくれているようにπίστις ピスティスは、「信頼してあゆみを起こす」という意味です。信頼すると、生活が、生き方が、自ずから変わります。
πίστις 信頼してあゆみを起こすと、必ず、悦びが生活の基本になります。
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