ルターの魂の嵐とは、何なのでしょうね。
Young Man Luther 『青年ルター』p202の9行目途中から。
ルターが「詩編講義」の中で、「詩編」の聖句、in iustitia tua libera me〔あなたの義をもって、わたしを助けて下さい。「詩編」第31篇2節の関根正雄訳]を「仕事で」解釈すると言う、自分の講義をする仕事に直面したとき、ルターはこの仕事のおかげで、きわめて個人的な決断を迫られることになりました。それは雷に打たれるような衝撃であって、ルターは最も重大な衝動に目覚めました。それはそれは、ルターが自分の人生の中で、戦慄を覚えずに思い返すことができないことでした。
何気ない日常に聖書の授業が、ルターの人生の分岐点になったのでした。それはマルティンが、宗教改革者マルティン・ルターになった瞬間でした。
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