エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

「バレなきゃいい」は、結局バレル!

2016-03-19 01:02:34 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
もう1つの譬え話 低い姿勢をとるイエス 改訂版
 二コラ・プッサン「キリストと姦淫の女」1653 ルーブル美術館  昨日は「ブドウ園の労働者」の譬えでした。 今日はもうひとつ、「姦淫の女」の譬...
 


 

 弱い立場の人に近づく時には、自分は、詐欺師みたいな人かもしれない、と思って関わることが、とても大切です。自分が「良いこと」をしているつもりの人に限って、詐欺師になっていることに気付かない大バカ者です。それは、自分が「頭が良い」と思っている人に限って、お目出度いトンチンカンに決まっているのと同じです。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog より、p.213、下あたりの途中から。

 

 

 

 

 

 ありがたいことに、判事さんが私どもの提案を採用してくれまして、緊急措置として、ジェームズとその兄弟たちを、マーレとマーレの夫の元から移送しました。陪審員は、そののち、ジェームズが養母から虐待され、養父もそれを止めなかったことを認めました。ジェームズの母親がジェームズの言葉と行動を捻じ曲げて、ジェームズを問題児にデッチアゲ、自分の異常性を隠していたという証拠もありました。養父母の5人の子ども全員に対する親権は、その内の一人は実の子どもでしたが、停止され、犯罪的な児童虐待の罪で、告訴もされました。

 

 

 

 

 

 「ばれなきゃいいや」は、結局は白日の下にされされることになります

 広島の中学3年生自殺事件でも、学校がいかにいい加減ないかさまをしているかが明らかになりつつありますもんね。

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