エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

集めちゃダメだ!

2016-05-17 00:33:17 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
安倍晋三首相のマゾとサド 対話ができないマザコン宰相 お病気が重たいようですね
   今の日本人は、たいていマゾかサド!  馴れ合いの受身形は、奴隷の始まりでしたね。それじゃあ、その能動形は?...
 

 

 発達トラウマ障害=愛着障害の子どもとの関わりは、関わる大人の根源的信頼感が問われます

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.245の、第4パラグラフから。今晩の部分も再録ですが、改めて訳しています。

 

 

 

 

 

 私どもがお互いに合わせ鏡になる生態の、もう1つ別の意味は、攻撃性があったり、衝動性があったりする子ども達を集めることは、よろしくない、ということです。というのも、子ども達は、攻撃性や衝動性を照らし返して、強化してしまって、お互いに穏やかになることは、できません。このように問題児だけ集める方法は、芳しくない結果を示す研究がいろいろありますけれども、残念なことに、いろんなセラピーグルーブや市民サービスを、課題のある子どもを集める、というやり方で、組織化する癖がありますしね。私どもはレオンのケースで見たように、問題児を集めると、課題が一層悪くなるのが、現実です。

 

 

 

 

  集めちゃダメだ

  実際に、1つのクラスに、脱抑制タイプの愛着障害≒発達トラウマ障害の子どもを集めちゃったクラスがありましたが、「見事なくらい」授業が成立していませんでしたね。クラス担任も、文字通り涙を流してましたよ。あっちを注意している間に、そっちでは、立ち歩きが始まり、こっちでは、おしゃべりが始まる…、クラスが蜂の巣をつついたような状態…。

 集めちゃダメだ!

 

 

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