現代社会は、命と命の繋がりという根源的な繋がりを見失っていることが、あらゆる社会病理の根っこをなしているんでしょう。その繋がりを見失っているために、不安で不安でたまんない私たちです。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.235、第3パラグラフから。
不幸なことですが、不健全な触れ合いを恐れるようになります。実際、そんな触れ合いをしたって、子どもの健康な触れ合う優しさのためにはならないなどとしがちです。こんなことだから、子ども達は一層ロリコンになって、自分に優しくしてくれる人を探すようになります。子ども達を外に出さなくなりますし、ご近所の子ども達と自由に遊ばせなくなり、しかも、子どもを厳しく躾けますから、子ども達は、ますます他者を信頼しなくなります。ですから、私どもは、皆を健康で健全にしてくれる社会の絆をぶち壊すようにこともしている訳です。
耳が痛い。
日本の現状も、ブルース・ペリー教授がご指摘する通りなのですから。
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