Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 P.94,15行目途中から。
ダウトを「疑い」と訳した仁科弥生さんから西平直さんまで,誤訳文化も続いてしまうことが確認できる所です。
顔を真っ赤にするほど赤っ恥をかくことで本音が出ると,幼い子どもは,激しい怒りの中で,バラバラにされた気分になります。しかも,それが,自分が悪いのか,自分を笑った大人が悪いのか分からず,迷った気持ちです。
ニッポンの赤ちゃんは,本音を出すと恥と激しい怒りと悪いのが自分か親か分からず迷う気持ちになるパターンになることが非常に多い。それで,「空気読め」,「忖度」,「正直者が馬鹿を見る」,「得するためには平気でウソと不正をやる」となるわけです。
赤ちゃんや幼い子どもと,お母さんが歓んで共に居ることがいかに大切か,お母さんが赤ちゃんや幼い子どもに自由をプレゼントして,本音が自由に出せるだけではなくて,本音を出すことを大切にされることが,とても大切なことがわかりますでしょ。
しかし,今朝も,そもそも,今のニッポンみたいに,そのお母さんが赤ちゃんと共に居ることがほとんどない社会のことを想像してみてくださいね。
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