「発達トラウマ障害≒愛着障害」という診断名は、アメリカでも、日本でも、大いに使えることが分かりました。
今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の76日目。
今朝は、妥当性と信頼性の章の47日目。今日は発達トラウマ障害(DTD)という診断名は、妥当性あるの? という課題です。
発達トラウマ障害(DTD)という診断基準は、簡明にして、行動面で特定できて、臨床的に意義深いものになるように考えられています。発達トラウマ障害(DTD)の妥当性も、今後さらに経験的にテストされる予定です。
このように、発達トラウマ障害(DTD)は臨床で、簡単に、しかも、子ども達の幸せに役立つように考えられている診断名だ、ということです。
私も、サイコセラピストとしての仕事のほとんどが、発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の解説と、それに基づくセラピーです。そして、キチンとアセスメント=診断したうえでセラピーすることがとても大事だ、ということを実感する毎日なんですよ。
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