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ネグレクトも虐待も「臨死体験」声の力 改訂版 言葉には、出来事になるという目的がありますから、その目的を意識することが、いつでも何度でも、必要です。 Young Man Lu......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第7章。「同じ波長になる:触れ合うこと(アタッチメント)と心の音色を響き合わせること(アトゥーンメント)」です。p.111,最後から。
ボールビーは,マレー夫妻と親しい友達でしたから,ボールビーがハーヴードにやってきた時はいつでも,ボールビーと彼の研究について話すチャンスに恵まれました。ボールビーは,貴族の出で(父親は王室御用達の外科医でした),心理学,医学,精神分析を,イギリス支配階層のいくつかの殿堂で修めました。ケンブリッジ大学に入ってからは,ロンドンのイーストエンド(東の外れ)の非行少年らの治療をしました。イーストエンドは,荒廃した,犯罪多発地帯として悪名高いところで,ドイツ軍のロンドン大空襲の時にほとんど破壊されてしまったところです。第二次世界大戦に従軍中と退役後,子ども等が家族から引き離される戦時疎開と集団保育の影響について観察しました。ボールビーは入院の影響についても研究し,短期間でも,子どもが母親から引き離されることは(親たちは,当時,夜間に宿泊するが許されませんでした)は,子ども等の苦しみを一層ひどくすることを明らかにしました。1940年代後半までに,ボールビーは,イギリス精神分析協会では,「好ましからざる人物」となりましたが,それは,ボールビーが,「子どもの問題行動は,実際の生活体験に対する,1つの反応だ」ということを,強烈に主張したためでした。その実際の生活体験とは,ネグレクト,暴力,家族と離れていたことであり,性的な空想ではない,と主張したわけです。ボールビーは,そんなことには動ぜずに,残りの人生を,アタッチメント理論と呼ばれることになることを発展させるために捧げたのです。
素晴らしいことですね。
いつでも,革新的なこと,開明的なことは,逆境の中から生まれることに,相場は決まっているんですから。ジョン・ボールビーのアタッチメント理論も「好ましからざる人物」という悪評という試練の中で,本物になっていったことが,はっきり読み取れる,ヴァン・デ・コーク教授の息遣いです。
それは,ヴァン・デ・コーク教授が,発達トラウマ障害DTDの研究に捧げた人生と被るものだからでしょう。
それは,また,聖書の教えでもあります。
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