発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.155の最期のパラグラフから。
ところが、人との関係という環境が、行動にも、生態にも非常に影響するのです。ピリピリした不安な女性は、他の人と上手に遊べませんし、子どもを産んで、最初の子どもをネグレクトしたり、虐待したりするした場合、人から支援を受けることができないリスクが高いのです。しかし、ピリピリして不安な女性でも、人の集まりに加わっている場合は、子ども達を目配りができる熱心な母親になれます。条件が整えば、不安な母親でも、子どもが必要な見守りができますよ。
人と関わりながら生きる、ということが大事です。それは、支配と服従の関係ではありませんからね。対等な関係ですよ。対等な関係を生きていることが、とても大事ですね。
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