葛藤によって、人は豊かな知識としなやかな強さを身に着けることができますね。
p95の第3パラグラフ。
人を大事にすることができるのは、2人の人が本気でお互いに気持ちを通じ合わせた時です。ですから、それは、その1人が本音で自分を経験する場合でもありますよね。この≪本気≫の時にだけ、人は「生かされてる」って実感できますし、いきいきできて、人を大事にできる根っこもできんですね。人を大事にするということは、このように体験してくれば、絶え間のない勇気だ、ということですね。人を大事にすることは、休暇村ではなくて、共に感動し、成長し、働きかけることなんですね。調和してようが、葛藤があろうが、悦びがあろうが、悲しかろうが、そんなことは、2人が本気でお互いを経験しているという事実、2人が、自分から逃げ出すのじゃぁなくて、お互いに一心同体であるという事実に比べれば、二の次です。人を大事にすることを証明するものが1つだけあります。それは関係の深さですし、関わる人間がイキイキしていることとしなやかであることです。これこそが、人を大事にすることが価値あるものと認められる果実ですよね。
ここも素晴らしいですね。人を大事にすることは、本気で相手をすること。そうしていると、2人はぐっと関係が深まります。2人はともに生き生き生きられます。釜石小学校の校歌のようですね。そこには、しなやかな強さ、1人で立つ強さも出てきますね。これも釜石小学校の校歌と同じ。
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