エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#深い記憶 #心から安心 しないと #信念が変わらない

2017-12-04 09:32:17 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの
 
1%のひらめき
   ユングが教えてくれる、本当の自分が育つとき 大川小学校の「事件」には、今の日本の学校教育の病理が現れています  NHKで大川小学校の「事件」の検証......
 

 

 発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~30,000(年収1,000万以上)

 

 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第16章。「自分の体の中に留まるようになること:ヨガ」です。p.267,第4パラグラフから。

 

 

 

 

 小さな子ども等は,まったく別々の経験に合わせなくてはなりませんから,アニーの生まれながらに,父親を大切にする思いや,性的にイタズラされたら嫌な気持ちは,意識の別々の場所に仕舞われます。大人になったアニーは,虐待されたのは,自分が悪いからだとしていたんです。可愛らしく,大喜びの女の子だった,昔の自分が,お父さんを手引きしたのが悪い,というわけです。性的なイタズラは,わが身から出た錆だ,と信じ込んでいる訳です。アニーの合理的な脳は,「それはナンセンスですよ」と言っても,この信念は,感情を司るサヴァイヴァル脳の深みから,大脳辺縁系との繋がりの中から生じているんです。その信念が変わるのは,アニーが自分の身体の中で,心から安心する安心を感じて性的にイタズラされた経験に自覚的に戻って小さな女の子がいたずらされていた間,何を感じ,どんな行動をしたかを真実に知る時です。

 

 

 

 

 ですから,一緒にいて安心,という状況を作ることに時間をかけます。それだけで,かなりの時間とエネルギーが必要です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #人を巧みに操る嘘つき #悪... | トップ | #スピリットの復権 #勇気 #... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿