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インターメッツォ: アダムが教えてくれたこと : 一緒のいる時間>何かをして挙げる時間上手い料理が喰いたい! 台所から遠ざかる時代 家庭料理没落の日本 内村鑑三のことばと中村修二さん 今日から「道をひらく 内村鑑三のことば」の......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第17章。「バラバラな自分をまとめる:決めるのは自分」です。p.295の,第3パラグラフから。
私がピーターに家族のことを伺うと,ピーターは,お父さんが製造工場を経営していたと教えてくれました。お父さんは,ナチスのホロコーストの生き残りで,暴力的なところや,厳しく要求するところもありましたが,一面,優しく,おセンチなところもあって,ずっとピーターとはやり取りがありましたし,内科医になるように励ましてもくれました。ピーターはお母さんの話をしながら,初めて気付いたのは,お母さんは心から大切に思ってピーターの世話をする代わりに,あれこれと家事をキッチリとこなしていたんだ,ってことでした。しかし,ピーターは,自分が大切にされなかったことが悩みの種だったとは言いませんでした。ピーターは学校に上がると,ずっとオール5を通しました。ピーターは,拒否されたり,辱めを受けるようなことから自由な生活を打ち立てようと誓いましたが,皮肉なことに,ピーターは死と拒否されることと隣り合わせの人生を毎日過ごしていました。腫瘍病棟では死と向き合い,自分の研究の研究費の獲得と,その出版のためにあくせくする毎日でした。
実に不思議なことではないですか?
ピーターは,意識では,父親や母親との幼い日々を否定する,拒否と辱めから自由な生活をしようとしました。しかし,現実には,あるいは,無意識には,拒否と辱めのただなかにある生活をしていた,求めていたんですから。
過去は目の前に置くべきもの。それを地で生きていたのがピーターさんです。
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