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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
今日から,第3章。「脳の中身を見る 脳科学革命」に入ります。p.40の,第4パラグラフの後から。
研究にご協力いただいた人たちが,台本が正確かどうかチェックした後で(台本は,黙読してもらいました,耳で聞いたり話したりするよりも,動揺しないからです),リタは声の録音を取りました。脳の中身を見る映し出すときに,プレイバックする予定でしたから。
典型的な台本は次のとおりです。
あなたは6歳。ベッドに入ろうとしています。お母さんとお父さんが,お互いに怒鳴りあっているのが聞こえます。あなたと弟と妹は,階段を上がり棚で身を寄せ合っています。あなたは手すり越しに見たら,お父さんがお母さんの腕を掴んでいます。お赤さんは,掴まれた腕を振りほどこうとしています。お母さんは泣いていますし,動物みたいに,怒って,「静かに シィー」と言っています。あなたの顔は,火照り,身体中が熱くなります。あなたのお母さんが,お父さんに掴まれた腕を振りほどいた時,台所にかけて行って,とっても高価な陶磁器を壊します。あなたは両親に「止めて」と叫びます。しかし,2人は言うことを聞いてくれません。あなたのママは,階段を上がって来て,テレビを壊す音がします。弟も妹もお母さんをクローゼットに匿います。心臓がバクバクして,身体がガタガタ震えています。
アメリカの虐待の台本はこうでしょう。
でも,日本の虐待の台本は違います。
日本の虐待の台本は次にようになるでしょう。
おとうさんもおかあさんも,今夜もお仕事。夕ご飯は,レンジでチンして食べます。お母さんは7時ころに帰ってきたけれども,疲れているみたいだし,洗濯物や台所仕事に忙しそうです。話しかけたらいけないみたい。…
ですから,日本の場合,「母親(の心が)に近寄りがたい」ことが,ホッタラカシの最大最多の中身になりますし,ニッポンの虐待台本のモチーフ・メインテーマになります。
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