エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

真理はあなた方を自由にしてくれます

2014-11-25 05:16:02 | アイデンティティの根源

 

 子どもって、不思議な存在ですね

 p225の第2パラグラフ。

 

 

 

 

 

 

 この「エピジェネティック」の原理は、基本計画のそれぞれの部分が次々に発達するものですが、すぐに、皆さんのなじみのものとなるでしょう。というのも、人生の巡り合わせに関する伝統的なヒンドゥー教の概念では、人生に固有の4つの目標が(ダーマ、すなわち、徳を定義する秩序、アータ、すなわち、事実の力、カマ、すなわち、リビドーを捨てる悦び、モークシャ、すなわち、解放の平安)4つの段階において、連続もし、相補的でもある完全になります。この4住期とは、見習い期間、家庭持ちの期間、隠者の期間、行者の期間です。この段階は、鋭い方向転換によって、それぞれ分かれています。しかし、それぞれの段階は、その前の段階にかかっていますし、完全が可能になるのは4つの段階すべてにかかっています。

 

 

 

 

 

 エリクソンの発達段階、フロイトの発達理論だけじゃぁなくてねヒンドゥー教の「4住期」と関係があるのかもしれませんね。エリクソンも、西洋中心主義ではない。ユングと共通しています。「真理」を重んじる態度ですね。真理がいかに大事かわかってくるとね、人って自由ですね。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グルメな世の中 | トップ | 上辺の付き合いが好きな日本人 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿