エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#心のスクリーン #神意を鮮やかに写す

2020-09-04 04:10:36 | エリクソンの発達臨床心理
 
#敢えてやってはいけません

「発達トラウマ障害」Enpedia をご参照ください。  不思議な声が,またまたまた聴こえましたので,identity and the life cycle  『聖......
 

「発達トラウマ障害 Enpedia」    

をご参照ください。  

 

 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 ,第2章第3節「毎日礼拝」の件が終了。

 第4節「毎日礼拝の復権」も、昨日終了。

 今朝は,p.121のタイトルの後から

 

 

 中垣に関する様々な見立て(壁にかかったいくつかの風景)


 

 

 私がこの本の初めに,1人の子どもの積み木遊び(歓び合いセラピー)と,いくつかの遊び理論と,を取り上げて,最初に出した本(訳注:『子どもと仲間たち』)で、“ 遊びこそが、境がハッキリしている「小さな自分の世界」に人が投影する唯一のモデルは,遊びの舞台の遊びだと申し上げた結論を,少しも変える必要がありません、という結論に達したのであります。その「小さな自分の世界」は,自分をグルっと囲う目には見えない壁にかかる数々の心のスクリーンを配置することです。この心のスクリーンこそ,神意を目に見える物語にしてくれるものです。

 

 

 何を夢物語を語っているのか,と感じながら読んだ方も少なくないでしょう。

 でも、箱庭療法やコラージュ療法や遊戯療法など,投影法を得意とするサイコセラピストなら,クライアントの運命を映し出す作品に何度も出あった方もいるでしょう。

 私もその一人です。

 しかし,それだけではありません。

 その昔,筑波の夜学で通っていた時に,杉浦京子先生の授業で作ったコラージュ。それは私の運命と神意を見事に描いていたことに,その後20年たった時に,はたと気付いたことがあり,感謝感激感動したことがあります。

 エリクソンがここで語っていることは,真実です。

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