エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

聖書の言葉:σάββατα,サバタ 連休, 連休だから

2017-05-02 05:47:56 | 聖書の言葉から

 

 

日の入りではありません,一時間前の,今日の日の出です。

 
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 今朝の聖書の言葉はσάββατα,サバタ,σάββατονお休み の複数形,連休だから,です。

 お休みと言えば,日曜日ですけれども,もともとσάββαταは,ヘブライ語の音写だそうですから,ヘブライ語です。ユダヤでお休みだったのは,今の土曜日です。

 でも,それはまた注釈が必要です。私どもは,朝が,日の出が一日の始まり,と言う感じがしますでしょ。でも,ユダヤ人は違いましたね。日没が一日の始まりだったそうですよ。ですから,σάββαταは土曜日,と言うのは不正確。正確には,金曜日の日没から,土曜日の日没まで,ということになりますね。日没時間は,日に日に変わりますから,一日の長さは,その日によって違ったんですね。まあ,その違いは,1分から数分程度でしょうけれどもね。

 ユダヤ人が,1日の始まりを日没からにしたのは,『旧約聖書』の最初にある「創世記」に遡るそうです。しかし,弱小民族で,エジプトに連れてかれたり,バビロンに連れてかれたりした歴史がありますから,苦しいこと,闇と思われる体験が多かったその体験,人生と,闇から始まる1日が重なったんじゃないの,と私は感じています。

 善い連休をお過ごしくださいね。

 

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