エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

演じることは、≪本当の自分≫を見つけること?

2016-04-22 03:14:51 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
「欠けたることもなし」と思っても、満たされないこと
  日本人が、忙しいのは、サービス残業のせいもありけれども、心理の立場で申し上げるならば、自分の心にある穴、空洞を見るのが嫌だからじゃぁないのかなぁ、と感じます。...
 

 

 発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもたちが≪本当の自分≫を取り戻すやり方は、自閉症の人たちが≪本当の自分≫を取り戻すやり方と同じです。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第20章 Finding your voice : communal rhyhtms and theater「自分の声を見つけてね:共通のリズムと劇場」p.332のから。

 今晩は、エピグラフ。

 

 

 

 

 

 

             20章

           自分の声を見つけること:

            共通のリズムと劇場

 

 

 

 演じることは、ある役になるのじゃなくて、自分の中にその役を見つけることなんですね。すなわち、皆さんがその役そのものでなるのでして、自分の中にその役を見つけなくっちゃね。それは、非常に拡大版の自分自身ですけれどもね。

                              ティナ・パッカー

 

 

 

 含蓄を感じますね。ティナ・パッカーさん、イギリス出身の女優さんだそうですよね。御年77歳。俳優は、ある役になるのじゃない、というのは、ある種の通念を打つ壊しにしてますでしょ。

 演じることは自己発見の1つの方法だと分かりますよね。

 

 

 

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