エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)の子どもとの関わり方の、お手本

2016-06-15 06:04:19 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 

 
エリクソンは、30年後の日本の学校の現状を、予言していた?
  「いいよ」「ダメ」と言われても大丈夫になるのは、十分に「いいよ」「いいよ」と言われてから。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完......
 

 

 発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害の子どものジャスティンがケダモノになっていたのは、ケダモノ扱いされ続けたからです。
 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.131の第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 「おじさんは、ベリー先生だよ、ジャスティン。ここで何が起きているのか、知らないでしょ。手助けしたいんだよ、ジャスティン。良いかい、いまから白衣を脱ぐからね。大丈夫だね、いいかい。もうちょっと、近づくからね。近づかない方が良いのかな? オッケー。どうなってるか見てみましょう。あぁ~、ネクタイも外すね。ネクタイはおかしんもんね、そう、やらせてね」

 

 

 

 

 

 

 実にお見事!

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インターメッツォ : 現代... | トップ | 紹介する自分はいないけれど... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿