発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.146、第5パラグラフから。
年間50000人以上のカイザー・パーマネンテの患者さんたちが、予防医学センターに健康診断にやってきます。その中には、詳細な問診票も含まれます。フェリッチとアンダは、「むごい養育環境(ACE)」という慎重に定義したカテゴリーをカバーする10の質問を新たに考えるのに1年もの歳月を費やしました。それには、身体的虐待、性的虐待、身体的ネグレクト、情緒的ネグレクト、それから、離婚・精神病・依存症・投獄を経験した親がいるといった家族のはたらきに不足や不十分さがある、ということが含まれています。フェリッチとアンダは、25,000人ものか患者さんに連続的に「子どもの頃のことを教えてくれませんか?」と質問したんです。17,421人の患者さんが「いいですょ」と回答してくれました。この患者さんたちの回答が、カイザー・パーマネントが全ての患者さんについて記録している詳細な医療記録と比較されました。
「むごい養育環境(ACE)」研究がいかに画期的な研究かは、明日以降にはっきりします。でも、少し先取りすれば、10点の内 点数が高いほど、心臓病・ガン・自殺・あらゆる精神病のリスクが、何倍、何十倍も高まり、寿命が20年も短くなる、という恐ろしい結果になりました。
http://mihonagata.seesaa.net/article/253689431.html
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