真理に対する畏敬。ヒューマンサービスを生業にしている人はもちろん、学問の世界や法と関わる仕事でも、非常に重要な態度、人品ということですね。
学問を生業としている学者。大学や研究所で研究している研究者ですよね。しかも、その人の多くは、学生などを教える教育者。しかし、今どきの学者に、この真理に対する畏敬を感じることが、あまりない。それが今の日本の大学の退廃を示していると私は感じています。
以前にも書きましたが、最近会う大学関係者の多くはサラリーマン。真理に対する畏敬など微塵も感じない人が、圧倒的多数ですね。真理に対する畏敬を感じる大学人は、ほんの一握り。今年あった人では、1人くらいでしたね。関根正雄先生のような謙虚さを、真理に対する畏敬が感じられない人には、全く感じない。それよりも売名よろしく、自分の大学人としてのメンツの臭いにまみれていますからね。
人格の香とは真逆です。
人格の香芳しい大学人、今や絶滅危惧種ですね。
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