エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#悪い良心の心の習慣 #人のせいにする習慣 #その高い代償 #本当の自分という命を失うこと #鈍感に恥知らずになる

2018-06-21 05:48:00 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 
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 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』

 6章。「身体を失くすと,本当の自分も失くすよ」,p.95,第3パラグラフから。

 

 

ダマジオは,この「目隠し」が,自分自身の様々な問題を,自分に都合良く,外の世界に押し出すように心がけて,働く仕方を説明し続けます。しかし,それは高い代償を支払うことになります。「自分の課題を自分に都合よく人のせいにすることは,私どもが本当の自分と呼ぶものが,可能性に満ちた源であり,そういう可能性に満ちた本質がある事を,感じ取れなくなってしまいます」とダマジオを言います。

 

 

 悪い良心の持ち主である私どもが,自分の課題を人にせいにしていると,楽は楽ですが,生きている実感の源,感嘆を伴う歓び,ヌミノース体験の源,である本当の自分を殺すことになります

 本当の自分こそ,命そのものなのですから。

 「26全世界をかち得てもおのがいのちをとられれば何の役に立とう。何の役にも立ちませんからね。」

 (マタイ 16:26)


 

 

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