Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 P.96,第2パラグラフから。
生涯を通して,日常生活は,善と悪,淨と不浄を区別する境界線を不動にします。これらの善悪などの分別の境界線が,大人の世界の中にある善悪などの分別を言葉にする暮らしの中で,あらゆる日々の礼拝に当てはまる善悪などの分別の判断基準を,一番正しいもの(訳注:であるかのように)にします。
かくして,悪い良心は,日々の生活全てを支配することになります。
子ども達は,まいにち,その悪い良心に基づく判断を,裁判所の裁判官の判決みたいに,押し付けられることになります。一歳前後に受けた,永遠に消え去ることにない心の傷に,毎日塩を塗られて,こうして,恥と迷いが,人生の心の習慣になってしまいます。人間は恥といっても,恥をかかせすぎますと,今のニッポンみたいに,開き直って,恥知らずが大量に生まれることになります。
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