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Toys and reasons. p.26から。
ここでわたくしはいろんな分野のことについて触れなくてはなりませんが,私が申しあげられることは一つの観察だけなんですね。その観察は,もともと,子ども達の遊びとクライアント等の夢が私に教えてくれたものでして,人は実感を分かち合いたい(実感を≪共に見≫たい)という根源的な欲求がある,ということでしたね。
遊びと夢,毎日の生活では気にも留めないものですね。そんな話を子どもがしていれば,「宿題やったの?」と言いたくなるでしょう。
でも,今宵エリクソンが教えてくれたみたいに,子どもに心ある存在になってもらいたい,と願うのであれば,遊びと夢は必要不可欠であることが解かりますね。なぜなら,心とは≪共に見る≫ものですから。
子どもは,人から教えられずとも,心ある存在になりたい,と願っていることがここからも分かりますね。
私どもは,子どもやクライアントの実感を分かち合う存在でありたいものですね。
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