ニッポンの学校に、「光」を!! 補足版 学校の雰囲気として、「どうせ言っても先生は聞いてくれない」金森俊朗さんと楽しい時間 楽しい時間が最高のプレゼント 柏のような事件があるのは、私に言わせれば、今の日本の危機への警鐘です。震災.........
昨年末に渡辺和子さんがなくなりましたね。
私も一度だけ,渡辺和子さんの話を伺ったことがあります。以前にもブログに記したかもしれません。20年くらい前,上智大学でのことでしたね。あの,あまり大きくはないのに,芯の通った声が忘れられませんね。
昨日朝,「NHK映像ファイル あの人に会いたい」で,渡辺和子さんが取り上げられて,その最後の言葉が,実に印象的でしたね。
「人生には,穴が開くことがある,と思うんですね。しかしながら,人を恨んだり,『なぜなぜ』と訊くのではなくて,穴が開くまで見えなかったものを,その穴から見てやろう,そして,見えるんだ,そういう方へ自分を切り替えて生きたい」
なかには,穴を掘って置いて,そこに人が落ちるのを,ニヤニヤしながら待っている輩もいますね。穴に落っこちて,悔しそうな顔が出てくるのを待っている連中です。
ところが,渡辺和子さんは,穴があったら,その中を善くよく見てやろう,という訳ですね。「穴」と言う置かれた場所にも花があり,そこでも,花が咲くことを信頼しているからですね。
「おかれた場所で咲きなさい」と命令形で,言われることが多いし,渡辺和子さんも,そのようにおっしゃいますけれども,もともとの,ヘブライ語の言葉づかい,考え方からして,次のように言うこともできます。
「おかれた場所で,花が咲くことになっていますからね」
渡辺和子さんの,番組での最後の言葉,さっき引用した言葉も,私の翻訳と通底するものがありますね。
私どもも,穴の向こう側に咲く花,を見て生きたいものですね。
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