聴く耳と見る眼をいつも心に持ちましょう!隠されている恵み 改訂版 「救い」というと、日常世界とはかけ離れた、遠い宗教的世界だと誤解する人が多いですね。でも私はかねがね、それは何気ない日......
上野。西側には,美術館や博物館,上野動物園などがあります。文化の香りがするところですね。でも,南側に行くと,すぐに御徒町に通じる商店街に出くわします。庶民の町です。
上野のとんかつ屋での会話をテレビで見てましたらね(https://bh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170212-10-16180&pf=f)。上野の下町情緒の話が出てきたんですよ。とんかつ屋のせがれは,土日は親は仕事ですから,子どもだけで遊びに行く。でも,友達の親が,そのせがれも一緒に連れ出して,親戚の家に泊まったりした,といいますからね。家族と,赤の他人の間に,親戚みたいなご近所があったことが解かりますね。そうすると,「ここまでは善いけれども,これ以上は止めておこう」という心の線が,家族以外は赤の他人(あるいは,家族そのものが仲が悪い)場合とは,違ってくる…というんですね。
人間は,理屈ではなくて,「仲間」,「親戚」と感じられる範囲が広いほど,寛容ですし,人間らしくなれるものでしょ。それを地で生きている実例に触れた気がしましたね。
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