エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ : 独りと慰め

2016-05-29 00:47:07 | 聖書の言葉から

 

 
ルターに最大の敵は、「悪い良心」
  ルターは、「詩篇」記者の異なり、揺らぎの中で信頼とは真逆の不信、疑いの方に流れやすかったみたい。ですから、絶望のどん底からいつまでも抜け出せずにいたので、深ー...
 

 

 昨日、ヘルマン・ヘッセの詩集を読んでいて、も一つ取り上げようと思いましたものが、次です。

 

 

 

 

 

 

 独り Tuost(慰め)

 

 

 地上には

 大小の道がたくさん通じている。

 しかし、みな

 目指すところは同じだ。

 

 馬で行くことも、車で行くことも

 ふたりで行くことも、三人で行くこともできる。

 だが、最後の一歩は

 自分ひとりで歩かねばならない。

 

 だから、どんなつらいことでも

 ひとりでするということにまさる

 知恵もなければ、

 能力もない。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 願い | トップ | 言葉にならない言葉   自... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿