ルターはについて、社会学者が記したものは、大雑把すぎるとエリクソンは言います。
Young Man Luther 『青年ルター』p.239の、下から9行目途中、R.H.トーニーの引用部分から。
これは1つには、ルターが言ったことが、革命の嵐の中で言い放ったこと、「たまたま言ったこと」であったこと、1つは、ルターが軽蔑していたのが、ルールや論理だったことがあります。…ルターはあまりにビックリして怒っていましたから、好奇心も感じない程でした。ルールや論理の仕組みをいくら説明しても、ルターは激怒するばかりでした。ルターは、「ルールや論理には、悪魔がいる」「真面なクリスチャンなら、終末論をこねくり回すことなどない」と言うばかり。
ルターは、ルールや論理が、文字通り進める時の非人間性と、神のご計画からの大きな逸脱を感じていたんでしょう。しかし、ルールや論理の否定は、ルターの場合、やりすぎだったかもしれませんね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます