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人の立場になれる子に育てるためには倫理的想像力とパレーシア 倫理的想像力。聴いたことがありますでしょうか? この言葉はいろんな人が言っているのかもしれませんが、私は大江健三郎さん......
空。そらです。
東日本大震災の被災地で5年間サイコセラピーをしてきて,一番印象に残ったのは,空でしたね。
大学時代,ワンゲルで日本全国方々歩きしまたから,いろんな空を見てきたはずです。東京都国立から,東北に行くと,特に海沿いの街の空の言葉にならない透き通った感じに感激しましたね。ご当地の人たちにそのとこを話しても,その空は当たり前ですから,私の感激を共有できた人は,残念ながらいませんでした。
東京でも国立はかなり田舎です。その国立の空と,たとえば,種市の空を比べたら,種市の空は,国立で1年に一度あるかないか,と言う透き通った空が,晴れたら毎回見られます。まいかい,サイコセラピーの合間や,校庭で子ども達と鬼ごっこをしている時に,眺めていました。
同じ東北の詩人,宮沢賢治の詩に,「雲からも 風からも 透明な力が その子にうつれ」と言う詩がありますけれども,あれは,東北の透き通った空でなくては,生れなかったろう,と東北で過ごす内に気付かされましたね。
透き通った空を,見上げて,透明な力を頂きながら,生きたいものですね。
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