エリック・エリクソンが慎重な者の書き方をするのは、もともと不安が高がったことの名残、と考えることが出来ます。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の始めに戻って、「完成版の前書き」、p.5の、第3パラグラフから。
私ども2人の人生の巡り合わせの地図の8番目の舞台と、この舞台にある強さを振り返る時の私の目的は、今エリックと私が、いわば「たどり着いた」、意義深くて、大切な食い違いを明らかにする、ということです。私の注釈は、エリックの言葉と照らし合わせて、書いたものです。そのエリックの言葉とは、「人生の巡り合わせを私どもの時代に完成させたいという試みが本当に適当で、理に適ったものなのか」という言葉ですが、私はこのエリックの言葉を振り返って、照らし合わせをしたんですね。
人生の巡り合わせの地図が、いかにエリクソン夫妻の共同作業だったかが分かりますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます