エネルギーを本当の自分になるために使うには天才 五嶋みどり 先日のヨーヨー・マさんも天才ですけれども、この五嶋みどりという人も天才でしょう。「社会福祉にも関心が深い天才音楽家」くらいのこ......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.142、第2パラグラフから。
私どもが心理面接をした後で、ジュディと私は、私どもの患者さんたちの回答を符号化していきます。つまりは、その回答を、コンピーターで分析するために数字化するんです。それから、クリス・ペリーが、ハーヴァード大学の大型コンピューターの累積している患者さんの膨大な情報と照合したんです。4月のとある朝、クリスから、私どもに、「事務所に寄ってね」とメッセージが届きました。そこで私どもは、コンピューターのデータを印刷した膨大な紙を見つけました。その一番上には、クリスが置いた、ゲーリー・ラーソンの漫画がありましたっけ。それは、イルカの研究者達を描いた漫画で、「例の、スペイン風の」奇妙な音楽に困惑しています。そのデータによって、クリスが確信したのは、トラウマや虐待の言葉を理解できなければ、実は境界性人格障害(BPD)は分からない、ということでした。
実際、発達トラウマ障害(DTD)の子どもの一定数が、境界性人格障害(BPD)になってしまいます。
トラウマや虐待のことが解からずに、境界性人格障害(BPD)のことが解かるはずがない、ということは、本当のことでしょうね。
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