エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

心、ないしは、魂が生まれるところ

2015-05-16 09:44:46 | エリクソンの発達臨床心理

 

 朝三本足、昼間二本足、夕方三本足、さて、なあに?

 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p40の第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 

 生まれたばかりの赤ちゃんは、横になっていますが、少しずつ、上を見上げて、自分を覗き込み、打てば響くごとく反応してくれる、お母さんの顔を探しています。精神分病理学によれば、この眼と眼が交わる関係(ジョアン・エリクソン、1966)が育つことが、心、ないしは、魂の発達にとって、欠くべからざる「対話」であると教えてくれますよね。あるいは、現実には、眼と眼が交わる関係が育つことが、全ての人が生き残ることにも、欠くべからざる「対話」であることも分かります。それは、赤ちゃんの口とお母さんのおっぱいの関係が、全ての人が生きてく上で、欠くべからざる「対話」であるのと同じです。

 

 

 

 

 あらゆる人間関係の基が、この「眼と眼の関係」に始まります。眼と眼の関係があらゆる対話の始まりです。その対話から、心、ないしは、魂も誕生します。

 なぞなぞの答えは、まだ。

 

 

 

 

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