私どもは、はたして≪私の時間≫を持てているでしょうか? 自分が生かされている意味を再確認する時間です。イキイキ、ピチピチ、生きるためには≪私の時間≫です。
p359下から10行目から。アインシュタインの言葉です。
「個人の経験は、私どもにとっては、一連の経験の中にあるように見えます。一連の経験の中で、私どもが覚えている1つの出来事は、時系列で「まえ」か「あと」かという判断基準に従って、秩序付けられているように見えます。したがって、個人にとって、≪私の時間≫、つまり、主観的な時間があります。この≪私の時間≫は、それ自体、時計で測ることなどできません。」(リンカーン・バネット著『宇宙とアインシュタイン博士』)
個人の経験は、時系列で並んでいるように思われがち。でもアインシュタインによれば、≪私の時間≫は、時系列で位置づけられるものでもなければ、時計で測れるものでもない。ギリシャ語では、時間を示す言葉に、クロノスとカイロスの2つがあります。時系列の中で位置づけられる時間がクロノス、≪私の時間≫がカイロス。それは、自分が生かされいる意味と価値、目的を再確認する時間です。
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