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インターメッツォ : 「生きている」って、どういう意味なんだろう?教育は、教え、教えられること 学校では、「先生」と「生徒」がいます。そこに入っている大人は「先生」と呼ばれます。「遊びのオジサン」である私は、「......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.303,第2パラグラフから。
今宵も, PBSP(Pesso Boyden System Psychomotor) psychomotor theraphy,ペッソ・ボイデン体感療法 https://pbsp.com/,のワークショップを,ヴァン・デ・コーク教授自身が,フィリピン系アメリカ人で,明るい発達トラウマ障害の女性,マリアさんとのセッションの続きです。
私は,マリアさんに「自分の心の中で今感じていることに気付いて,心に浮かんだことをみんなに話してください」と促すところから,セッションを始めてみたんですね。長い沈黙の後に,マリアさんは言ったんです,「体に何にも感じません。心は空っぽです」って。私はマリアさんの心の緊張の鏡になって,「周りの証言者の皆さんが,あなたのことを案じていますよ。あなたが,心は空っぽで,何にも感じないなんて言いますから,だって,自分で進んで,生活劇のワークショップをやりに来たんでしょうに。そうでしょ?」と応じました。 「そうでした」。マリアさんはそう答えると,少しホッとした感じでしたね。
ヴァン・デ・コーク教授は,やっぱりうまい。発達トラウマ障害の人にとって,安心感が最初に一番大事なことをよくよくご存知ですから,オッカナイ思いになって,落ち込んでいるマリアさんに,ホッとしてもらうことから,セッションを始めてますでしょ。マリアさんが「体に何にも感じません。心は空っぽです」」と言うのは,マリアさんでなくても,発達トラウマ障害(DTD)の人には良くあることです。
相手の言葉にならない気持ちを感じ取る感性が鋭くされているからです。それはそれは,長い訓練と,内省の賜物です。マインドフルネスのときみたいに,心静かであると同時に,感覚が研ぎ澄まされてきますから,相手の微妙な表現や変化に敏感で,だからこそ,相手の気持ちがビンビン響いてくるわけです。その響いてくる気持ちに応じながら,無言にコミュニケーションをしながら,リラックスするところからセッションを始めるのです。
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