世の中を変えるために、私どもも歌を歌いましょう奇跡 ふたたび 人と人とが一つ(人つ?)になること ≪真≫において、人と人として繋がることが、実存的な不安を解消するのに...>続きを読......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.179, 最後のパラグラフから。
シャルコーは,生理的,神経学的な相関関係がヒステリーにあるのかを,男女に対して詳細に研究したところ,全てが,記憶は身体化して,言葉にならないことを強調していました。たとえば,1889年,ルロンと言う患者のケースを出版しました。彼は馬車との交通事故に遭ってから,脚が麻痺したんです。ルロンは地面に倒れて,意識を失ったけれども,麻痺の身体的な病因となるような神経学的な印は1つもありませんでした。シャルコーが発見したのは,ルロンは意識を失う前に,自分に近づく車輪が見えたのに,自分は轢かれたと思い込んだんです。シャルコーは記しています「この患者さんは,…何も覚えていませんでした。…この点を聴いてみても,何も応えてくれません。彼は何も,ほとんど何も覚えていないんです」と。サルペトリエール病院の他のたくさんの患者さんみたいに,ルロンも自分の経験を身体化させて表現してたんです。ルロンは事故を思い出す代わりに,足が麻痺したんです。
発達トラウマ障害(DTD)の子ども達と変わりません。ある子は,記憶が思い出せない代わりに,それが対人恐怖になったり,パニック障害になったり,食べ吐きになったり,アトピーやぜんそくになったり…。身体に現れることが多いです。それと行動に現れることも多いですね。不登校,暴力,暴言,クラスにいられない…。
私どもサイコセラピーの出番ですね。
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