エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

お薬よりも、やっぱり、マインドフルネスがお勧め

2016-01-16 04:59:26 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
Je suis Charlie 私はシャルリだ 改訂版
  「Je suis Charlie 私はシャルリだ」 つい先日、ロサンゼルスで開催されたゴールデングローブ賞の授賞式、ジョージ・クルーニーさんが、「Je s...
 

 「眼を動かすことで、脱感作とトラウマ処理をするやり方(EMDR)」の方が、SSRIよりも、よく効くみたい。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.227の、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 自律神経に作用する薬、たとえば、プロプラノロルとかクロニジンとかは、過覚醒やストレスに対する反応を和らげてくれます。この種の薬が効くのは、アドレナリンの物理的な影響、すなわち、覚醒レベルの上昇を邪魔するので、悪夢や不眠やトラウマ反応の引き金になる反応を減らしてくれます。アドレナリンの働きを邪魔すれば、理性的な脳を働かせることが出来ますし、自分で選んで生きることも出来ます。「これって、ホントに私がしたい事なのかしら?」と考えることが出来ます。私は、マインドフルネスとヨガを私の仕事に取り入れてから、薬を使わなくなりました、クライアントが安眠をとりたいときに、薬を使うくらいですよ。

 

 

 

 

 良かったです。ヴァン・デ・コーク教授も薬をほとんど使わないことを知ったからです。薬よりも、マインドフルネスですかね。

 

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