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第17章。「バラバラな自分をまとめる:決めるのは自分」です。p.288,第3パラグラフから。
第8章のマリリンみたいに,ジョアンも,「性的なイタズラをされている時には,自分を消すようにして,性的なイタズラは,誰か他の女の子に起きたその場面の上を,浮遊している感じになったんです」と言ったんですね。ジョアンは,心の中から性的なイタズラを押し出したおかげで,寝坊したり,女友達がいろいろできたり,スポーツチームに入ったり,普通の学校生活ができました。問題が起きたのは,思春期になってからで,ジョアンのことをチヤホヤした挙句に,行きずりのセックスをして,ジョアンを卑しめ,恥ずかしい思いにさせては,その男の子たちを,冷ややかに軽蔑する,という繰り返しになったんです。ジョアンの話では,食べ吐きのある過食は,ジョアンにとっては,他の人にとって性的オーガズムに当たるものでしたし,ご主人とセックスすることは,ジョアンにとっては,他の人が食べ物を吐くことに当たることでした,という訳です。ジョアンが性的に虐待された,その記憶が,切り離されていましたから(解離していましたから),その性的に虐待された記憶を,心ならずも,食べ物を吐き出す形で,行動にして表に出してたんです。
このジョアンさんのバターンは,残念なことですが,よくあるパターンです。
つまり,性的虐待されたトラウマ記憶が解離しているために,表に出すことができない性的に虐待されたトラウマ記憶の代わりに,食べ物を吐き出すパターンです。
逆に言えば,話し言葉か,箱庭やコラージュなどの象徴化した表現で,性的に虐待されたトラウマ記憶を,吐き出すことができるようになれば,食べ吐きのある摂食障害は,きれいに解消します。
そのためには,セラピストとの間の強い治療同盟,深い信頼関係が,なくてはなりません。
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