安倍晋三首相、これからは、笑い話の、ある種の続編として、気安くアベシンちゃんと呼びましょう。アベシンちゃんが、「日本を取り戻す」といって、外国で戦争できるようにしようとしている法案を国会に出してるのは、日本市民の眼を、日本の国の中から、外へ反らそう、という「眼隠し効果」を狙ってるんだと、私は考えています。
それは、日本国中、問題だらけ、挙げ始めたらキリがないくらいだからです。その一つでも解決しようと思ったなら、もう何十年、いや何百年もかかる問題ばかりで、本気になっても解決できるかどうか?という問題だらけですからね。その問題に市民が注目し、話題にし、政治的対応を求められたら、並大抵のことではできません。アベシンちゃん、それがやりたかぁないんですね。
ちょっと、いくつかの問題を挙げてみましょうか?
1) メルトダウンした福島原発の事故処理(デブリと呼ばれる、溶けちゃった放射性物質が、どこまでめり込んでるか、世界中のだーれも分かんないんですね。地下に潜ってるかもしれない。そしたら、果たして取り出せるのかどうか?)
2) メルトダウンした福島原発がばらまいた放射能の実態調査(比較的汚染が少ないとされる東京都東村山市の小学校にも、放射線管理区域に厳重に管理しなければならないほどの放射線を出す「ブラックボール(黒い塊)」がある、ニュースや新聞で取り上げないでしょ?)と、日本の市民に健康被害がなるべきでないようにする対策と、健康被害を受けた市民に対する医療保障、社会福祉的支援、所得補償、心理的支援など。
3) 労働者は、奴隷的な労働(法定労働時間を蔑ろにした、法外な長時間労働、サービス残業、低賃金、職場での自由な発言権がない〔下手なこと言ったら、クビになっちゃうかな? いずらくなっちゃうかな?〕、などなど)と差別的な労働と男女の賃金格差・昇進格差、女性や障害者、前科のある人などに対する就職差別など、非正規と正規の賃金格差・福利厚生などの格差などなど)を強いられていますから、それを北欧やオランダ並みの、まともな人間らしい暮らしが成り立つように改善していくこと。
4) 一人親、特に母子家庭の貧困、就職差別、保育などの子育て支援の貧困など、それが、憲法25条に抵触する違憲状態であること。
5) 子どもが、自分の前から親が長時間、長期にわたって、奪われていること(長時間労働)を改善すること(溢れるほどにいる愛着障害の子どもたち。いじめや虐待にあう子どもたち、川崎で殺された中学生みたいな子どもたち…)。
6) 何百万もの低所得で、孤立しがちな高齢者に対する支援(川崎の簡易宿泊所火災で、文字通りあぶりだされた問題)。
7) 「町が、近い将来、消滅する」という問題。
8) 少子高齢化問題。
9) 沖縄から基地を完全になし,にする
もう、挙げたらきりがないほどでしょ。でもね、これは1つに収れんしてんですね。それは実は憲法問題。言葉を換えれば、基本的人権保障の問題なんです。なかんずく、労働権(衣食住の食べる)と生存権(衣食住の住むこと)。難しそうに聞こえますね。
要するに、労働と福祉を人間らしいものにする、人間らしい暮らしが成り立つようにすることなんですね。
1日8時間以内の、心身の健康に配慮された労働(ボーナスは止めにして、4~5か月分のボーナスを、基本給に組み込む、同一労働同一賃金、すべての労働に、基本的人権を保証する福利厚生・社会保障を付ける、女性、母親、障害者などに対する就職差別の撤廃など)、誰でも近場で保育所や病院や高齢者施設が、すぐに見つかること。育児休業保障。安い公営住宅の整備。これだけやるのには、相当のお金と時間がかかる。だけど、これをやれば、子どもが幸せになり、子どもが増えます。子どもが幸せになれば、大人も幸せですね。高齢者も安心して暮らせます。
私どもは、狂ったアベシンちゃんの目隠し作戦にマンマと乗るんじゃなくて、自分の頭で考え、近くの人と話し合うことを大事にして、ハッキリとパレーシアに意見を言う勇気を持って、生きて行きたいものですね。
狂った、弱虫、アベシンちゃんの言う外(国)を見るんじゃなくて、身近なところをよくよく見て見ましょうよね。
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