発達は一歩ずつ。一歩ずつが大事でしたね。
The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p66の 下から6行目途中から。
それぞれの舞台にふさわしい年齢の幅については、あらゆる必要条件を考慮して、1つの発達の特質がかなり支配的となりうるし、意義あるcrisis、すなわち、意義深い「運命の分かれ道」ともなるうる、一番早い時期を含み、あらゆる発達のために、この危機を支配することを、次の発達の特質に譲り渡さ「なくてはならない」最後の時期を含むように論理を展開するようにしなくてはなりません。この繋がりにおいては、発達の舞台は、かなりの幅があり得るけれども、舞台の順番は、あらかじめ決まった通りなんですね。
こういうことを考えると、人は繰り返し「運命の分かれ道」を通ってきていることが分かります。その「運命の分かれ道」が、繰り返し、最初の根源的信頼感をいっそう豊かにするものならば、それは幸いそのものでしょう。しかし、その度に、根源的不信感を深めるものになったならば…。ですから、「運命の分かれ道」なのですね。
「運命の分かれ道」で、根源的信頼感を、いっそう豊かにするものにしていくために、子どもの近くにいる大人は、働き掛けたいものですね。
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