エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#赤ちゃんの死

2020-12-08 06:19:53 | エリクソンの発達臨床心理
 
#エリクソン心理学の神髄   #スピリチュアルな信頼の発達の道筋を示す  #覚書

  #光の心 #キリスト #新しい良い良心 と  #創造 + #気高い人品 #発達トラウマ障害治療理解の要 #ボトムアップ #トップダウン #黙示録......
 

 

「発達トラウマ障害  Enpedia」
  ① EnpediaをGoogle検索
  ② 「Enpedia内の検索」で「発達トラウマ障害」を検索
 の二段階の検索が必要です。
 (Google検索では、「発達トラウマ障害」は検索しにくい操作【おそくら、内閣府情報調査室の仕業,です】が施されています)

 をご参照ください。

 Childhood and Society から。 p.71,第2パラグラフを残します。
 今朝は、p.72の,14行目から。



 私どもが地図にしようとしているのは,いのちの家が目の前に出来ることを賛美することです。それは,人と相対して一心同体に成ることに気付く気付きによれば,内的な促しは,「心から優しい聖書の神様」の響きが共に働いてくださることや,周りの大切な人たちの反応と共に,打てば響く出会いを作り出す時です。

 

 3. 帯,善い振舞い と 感覚

  A. 口と五感

 

 いのちの家が目の前に次第に出来ることを賛美して、打てば響く出会いの最初が起こるのは,生まれたばかりの赤ちゃんが,お母さんの身体と一体だったところからお別れして,お母さんの胸に置かれた時です。お口で身体に取り入れるという,生まれながらに身に着けている,大なり小なり,「聖書の神様のいのちが一巡する結界の置かれた」力は,お母さんの胸一体になりますし,その赤ちゃんにおっぱいをやり,赤ちゃんを快く迎える,大なり小なり,「聖書の神様のいのちが一巡する結界の置かれた」力2人を1つにする心の働き一体になります。母子が一体になる時,赤ちゃんは,お口で生き延びますし,お母さんを大切にしますし,お母さんは,胸で生き延びますし,赤ちゃんを大切にします。お母さんにとって,こうするのは,自分が他の人達から手ごたえを感じている,(訳注:①)相手を大事にする生き方と,相手を大事にすることに伴う(訳注:➁)誇りと,(訳注:③)キリストが繰り返し下さる約束とに忠実に従うことなんです。しかしながら,赤ちゃんにとって,お口のあたりは,歩み寄って隣人に成るという最初の創造的な生き方,すなわち,お母さんと一体になるという最初の創造的な生き方が,三昧になる唯一の場です。赤ちゃんはいまここで,自分が心響かせることを大事にすることを感じ取る入口に,あらゆる心からの優しさを「お母さんが」運んでくれるのを頼りにしています。というのも,少なくとも数週間,赤ちゃんが反応できるのは,あ母さんが目の前に居る場合その時だけがからです。

 

 

 エリクソンは,フレッシャー( Fiser S.F., Neurofeedback in the Treatment of Developmental Trauma: Calming the Fear-Driven Brain. April 21, 2014. W W Norton & Co Inc (April 21, 2014). )が指摘する64年前に,同じことを指摘してたんですね。母親が目の前に居なければ,物理的にも、心理的にも、赤ちゃんは死んでしまう、ということを。

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