GMモジュールのメンテナンス。。。
まあ、経年劣化の激しい二十年以上前のモジュールですから内部の劣化は。。。
普通に風化モードでも仕方ないですね。。。
で、、、開けてみると。。。

W124のV8モデルの場合は内部にインジェクションシステム等のON-OFFをするリレーが三ケ。。。
W140の600だとリレーが四ケ。。。
このリレー、、、モトロニック何かのOVPリレーと同じ機能も有してまして、、、

オルタネータのレギュレータパンク時に発生する過電圧を検出してインジェクション電源を一旦切る機能があります。。。
スイッチング方法は見ての通りの電磁式機械リレーですから、、、OVPリレーとインジェクション電源のスイッチング方式は同じなワケであります。。。
って、、、コトはOVPリレーと同じ弱点がありまして、、、
リレー接点の焼けによる酸化やらリレーの電磁コイルの劣化による断線等々。。。
このリレーが不良を起こすとどうなるか?
大丈夫です。止まるだけです。(笑)
走行中の突然のエンスト、エンジンの始動不良、、、まあ、大体はLHインジェクションシステムのコントロール不良でエンジン不調になりますけどね。。。
因みにこのリレー、、、リレーだけの供給が無いので代替部品の入手は殆ど不可能です。
すると、GMモジュール自体を新品??
残念ながらW124 V8モデル用のGMモジュールはメーカーでは供給終了でしてユニットの新品は購入出来ません。。。
尚、既に車が少ない為に解体品の中古良品も入手困難です。
尚、ユニットの形は同じでもW140やR129用のGMモジュールは適合しないのでエンジンはかかってもエアコンが入らない等のトラブルが発生致します。御注意下さい。
余談ですが過去の事例で金看板様からW124 500EでGMモジュール等のモジュール冷却ファンモーターが回転しないからGMモジュールを修理しろと依頼がありましたが、、、
対象のGMモジュールを見て唖然。。。
だって、、、品番のケツ四桁が8932。。。コレって、、、1992年式のW140 500SEL用ですけど。。。
W140にはモジュール冷却用モーターは無いので(エアコンのブロアモーターでモジュールにも冷却風を送ってます。)モジュール冷却ファンの動作信号は出力されないんですよ。
それを何とかしろったって、、、そりゃアナタ。。。そんなプログラムは無いので、、、ってか非適合部品やん。。。
他車種のマフラー付けて排気音がおかしいから何とかしろって話と一緒ですがね。。。
勿論、事情を話してお断りしたら二度とウチに依頼は来なくなりました。(笑)
因みに、現車はヤフオクで買った様な社外の精度の良くない装飾部品、、、メッキのピカピカ部品で武装して、、、デカイタイヤを履かせて。。。
アチラコチラに「AMG」のロゴだらけでトランク蓋のエンブレムは何故か「BURABUS」だし。。。
グリルは金属加工の変わったデザインで連想させるものはまるで マジンガーZ。。。
きっと正義の味方とか地球防衛軍的なお仕事でもされているのでしょう。。。
で、、、オーナーは「新車からYANASEでメンテナンスしている。」って、、、
じゃあ、どうして今回もYANASE様に行かないの?
ってか、、、GMモジュールをヤフオクで安いの探して交換してね?
で、なければ新車気分の中古車?新車風味の大古車?
兎に角何にしてもGMモジュールのモノが違いますから!残念。。。(笑)
結局、オーナーは「犯行」を自供せず、、、金看板様もオーナー側についてどう考えても合点のいかない話をウチの責任にしようと。。。あーアホらしい。。。
さて、話を戻してですね。。。
このGMモジュール内のリレーが逝ったらGMモジュールの機能自体終了になって他の制御を幾ら治しても全く意味の無い話になります。。。
代替品のリレーが無いのですから、その時点で諦めるのが賢明ですよ。(笑)
政府や経団連の陰謀に乗って新車を買うのが一番安心でしょう。。。
だけど、犬が西向きゃ 尾は東。。。
時代に逆行して大古の昔の500Eにまだ乗りたいだのと言う変態さん向けにウチみたいに無駄な経費をバラ撒いて新たな恒久対策を模索する変態会社があるもんだから。。。
結局、、、何とかしたいと変態根性丸出しのオーナーさん向けに隙間風産業のド変態零細企業である我が社は、、、誰に何と言われようとも「リレー故障ゼロ」を目指してGMモジュールのリレーも撤去して無接点化を実現させちゃいました。。。
つまり、電磁式機械リレーを消滅させて電界効果トランジスタによるスイッチングにしちまえばGMモジュールのリレートラブルで車が止まるってリスクの一つを解消すると共に電磁式機械リレーの何十倍以上の耐用寿命を持つスイッチング回路に変更すれば、車のオーナーよりも長生きなGMモジュールが出来上がるって訳でありますねん。。。
と、、、まあコレが市場で難題な問題とされる部分の解決策として出したウチの回答です。
まあ、対象となる車の台数も減りましたから国内市場は猫の額みたいなモンですけどね。。。(笑)
以下、ウチのGMモジュールのメンテナンスはウチ的にこんな感じです。

メンテナンスはまず洗浄から!
結露で白くなったり酸化が進んだ基盤を基盤洗浄剤で洗うことからスタート!

基盤の上の消耗品たる実装部品やリレー類をゴッソリと撤去して更に基盤の洗浄作業。。。
それから熱発生の根源になる効率の悪いトランジスター類、半導体関係部品を現行の高効率品に置換したり、、、タンタルコンデンサーはチップ化したり。。。
まあ、要するに基盤の電気的効率向上によって熱発生を極力抑える方法。。。
熱に弱い電解コンデンサーの耐熱ランクを上げるだけじゃ役不足。
リレーの部分にはFET基盤を載せて、、、勿論、半導体の宿敵、、、キックバック対策も万全に。。。
で、、、

こんな具合になって完成です。。。
電源スイッチングの机上試験を完了させて、、、現車に装着して診断機で動作チェックして終了です。
と、、、まあ、この時代にまだ毒車に乗ろうとするオーナーさんにウチが紹介する修復に関する一つの「手段」ですわ。。。
気合いの入ったユーザーさんの仕事は、気が向けばお付き合い致します。。。(笑)
まあ、経年劣化の激しい二十年以上前のモジュールですから内部の劣化は。。。
普通に風化モードでも仕方ないですね。。。
で、、、開けてみると。。。

W124のV8モデルの場合は内部にインジェクションシステム等のON-OFFをするリレーが三ケ。。。
W140の600だとリレーが四ケ。。。
このリレー、、、モトロニック何かのOVPリレーと同じ機能も有してまして、、、

オルタネータのレギュレータパンク時に発生する過電圧を検出してインジェクション電源を一旦切る機能があります。。。
スイッチング方法は見ての通りの電磁式機械リレーですから、、、OVPリレーとインジェクション電源のスイッチング方式は同じなワケであります。。。
って、、、コトはOVPリレーと同じ弱点がありまして、、、
リレー接点の焼けによる酸化やらリレーの電磁コイルの劣化による断線等々。。。
このリレーが不良を起こすとどうなるか?
大丈夫です。止まるだけです。(笑)
走行中の突然のエンスト、エンジンの始動不良、、、まあ、大体はLHインジェクションシステムのコントロール不良でエンジン不調になりますけどね。。。
因みにこのリレー、、、リレーだけの供給が無いので代替部品の入手は殆ど不可能です。
すると、GMモジュール自体を新品??
残念ながらW124 V8モデル用のGMモジュールはメーカーでは供給終了でしてユニットの新品は購入出来ません。。。
尚、既に車が少ない為に解体品の中古良品も入手困難です。
尚、ユニットの形は同じでもW140やR129用のGMモジュールは適合しないのでエンジンはかかってもエアコンが入らない等のトラブルが発生致します。御注意下さい。
余談ですが過去の事例で金看板様からW124 500EでGMモジュール等のモジュール冷却ファンモーターが回転しないからGMモジュールを修理しろと依頼がありましたが、、、
対象のGMモジュールを見て唖然。。。
だって、、、品番のケツ四桁が8932。。。コレって、、、1992年式のW140 500SEL用ですけど。。。
W140にはモジュール冷却用モーターは無いので(エアコンのブロアモーターでモジュールにも冷却風を送ってます。)モジュール冷却ファンの動作信号は出力されないんですよ。
それを何とかしろったって、、、そりゃアナタ。。。そんなプログラムは無いので、、、ってか非適合部品やん。。。
他車種のマフラー付けて排気音がおかしいから何とかしろって話と一緒ですがね。。。
勿論、事情を話してお断りしたら二度とウチに依頼は来なくなりました。(笑)
因みに、現車はヤフオクで買った様な社外の精度の良くない装飾部品、、、メッキのピカピカ部品で武装して、、、デカイタイヤを履かせて。。。
アチラコチラに「AMG」のロゴだらけでトランク蓋のエンブレムは何故か「BURABUS」だし。。。
グリルは金属加工の変わったデザインで連想させるものはまるで マジンガーZ。。。
きっと正義の味方とか地球防衛軍的なお仕事でもされているのでしょう。。。
で、、、オーナーは「新車からYANASEでメンテナンスしている。」って、、、
じゃあ、どうして今回もYANASE様に行かないの?
ってか、、、GMモジュールをヤフオクで安いの探して交換してね?
で、なければ新車気分の中古車?新車風味の大古車?
兎に角何にしてもGMモジュールのモノが違いますから!残念。。。(笑)
結局、オーナーは「犯行」を自供せず、、、金看板様もオーナー側についてどう考えても合点のいかない話をウチの責任にしようと。。。あーアホらしい。。。
さて、話を戻してですね。。。
このGMモジュール内のリレーが逝ったらGMモジュールの機能自体終了になって他の制御を幾ら治しても全く意味の無い話になります。。。
代替品のリレーが無いのですから、その時点で諦めるのが賢明ですよ。(笑)
政府や経団連の陰謀に乗って新車を買うのが一番安心でしょう。。。
だけど、犬が西向きゃ 尾は東。。。
時代に逆行して大古の昔の500Eにまだ乗りたいだのと言う変態さん向けにウチみたいに無駄な経費をバラ撒いて新たな恒久対策を模索する変態会社があるもんだから。。。
結局、、、何とかしたいと変態根性丸出しのオーナーさん向けに隙間風産業のド変態零細企業である我が社は、、、誰に何と言われようとも「リレー故障ゼロ」を目指してGMモジュールのリレーも撤去して無接点化を実現させちゃいました。。。
つまり、電磁式機械リレーを消滅させて電界効果トランジスタによるスイッチングにしちまえばGMモジュールのリレートラブルで車が止まるってリスクの一つを解消すると共に電磁式機械リレーの何十倍以上の耐用寿命を持つスイッチング回路に変更すれば、車のオーナーよりも長生きなGMモジュールが出来上がるって訳でありますねん。。。
と、、、まあコレが市場で難題な問題とされる部分の解決策として出したウチの回答です。
まあ、対象となる車の台数も減りましたから国内市場は猫の額みたいなモンですけどね。。。(笑)
以下、ウチのGMモジュールのメンテナンスはウチ的にこんな感じです。

メンテナンスはまず洗浄から!
結露で白くなったり酸化が進んだ基盤を基盤洗浄剤で洗うことからスタート!

基盤の上の消耗品たる実装部品やリレー類をゴッソリと撤去して更に基盤の洗浄作業。。。
それから熱発生の根源になる効率の悪いトランジスター類、半導体関係部品を現行の高効率品に置換したり、、、タンタルコンデンサーはチップ化したり。。。
まあ、要するに基盤の電気的効率向上によって熱発生を極力抑える方法。。。
熱に弱い電解コンデンサーの耐熱ランクを上げるだけじゃ役不足。
リレーの部分にはFET基盤を載せて、、、勿論、半導体の宿敵、、、キックバック対策も万全に。。。
で、、、

こんな具合になって完成です。。。
電源スイッチングの机上試験を完了させて、、、現車に装着して診断機で動作チェックして終了です。
と、、、まあ、この時代にまだ毒車に乗ろうとするオーナーさんにウチが紹介する修復に関する一つの「手段」ですわ。。。
気合いの入ったユーザーさんの仕事は、気が向けばお付き合い致します。。。(笑)