本日も朝からW124のトラブルシュートに没頭中の寅です。。。

昨日のダイアグノシスデータが読み込めない件について配線図と睨めっこしていたらどうも合点が行かず、、、基本的な問題が隠れている疑いが捨てきれずメインハーネスから追っかけてみる事に。。。
先ずはタペットカバー前のカムアジャスター横で接続されているアース。。。
テスターでアース部分の抵抗値を測定してみると、、、5Ω??チト高いね。。。
一旦、アース端子の止めボルトを外してアース接続部分のステーのバッテリーまでの抵抗を確認すると0オーム。。。調子エエやん。。。
つまり、アース端子のステーとの接触部分が酸化して抵抗になっていた様なのでサンドペーパーで磨いて錆を取り、端子を再締め付け。。。
コレでエンジン始動。。。ちょっとだけ音が良くなった気はするね。ちょっとだけヨ。😅
次は結構多いミス、、、って言うかこりゃ構造とか設計の問題になりますが、、、

奥のHFMモジュールの左右の接続ソケット二つ。。。
コレね、、、立派な抜け止めのソケットロックが付いてますけどソケットが微妙に差込接触不良でもこのソケットロックは入っちゃうんですわ。。。ココ盲点。。。
もっと言うと、、、手前のABSモジュールのソケットは端子がキチンとオスメス噛み込まないとソケットがロックされない構造ですが、其処は流石安全装置に絡む部分故のコストがかかった設計。。。
対してHFMモジュール自体は安全装置の中枢とは深く関連していないからか、、、ソケットに其処まではコストをかけていないですな。。。
コレが次世代のW210やW211と、モデルチェンジで進化するにつれて樹脂の変形、破損は当たり前の軟弱ソケットに化けて行ったんですわ。。。よって接触不良がメチャ多い。。。
余談ですけどR129の1997年〜最終モデルじゃESP BASのユニットの接触不良が異常に多かったなあ。
ESPの警告灯点灯でDASで調べてみるとSTアングルセンサーだのABSセンサーだのテストの度に無茶苦茶なエラーが出まくる。。。
結局、車屋さんの多くは車屋さんの常識の範囲を超越した原因が特定出来ず降参となって終了になるのよ。。。
と、まあ信用してるとマジにヤバイ毒車のソケット。。。
辛うじてソケットがハマってソケットロックが出来ているからと安心していると不調を引き起こす原因になる場合もある。。。
特に着脱がやり難い場所にHFMモジュールが鎮座しているW124のこのモデルでは割にやってしまいがちな箇所なのです。。。
で、、、一旦このHFMのソケットを左右外して端子の確認。
HFM側もソケット側にも曲がりや破損が無い事を確認して再度挿入接続ロック。。。
コレにて再度エンジンスタート。。。
エンジンの振れは殆ど無い。。。診断機を接続して各センサーやアクチュエータにアクセス。。。

見事にアクセス成功❗️

コレで現在のエンジン周りのセンサー類やアクチュエータのデータやインジェクターのオープンタイムまで見えたので次の段階に。。。
T/LLRモジュールのデータを取得すると、、、シフトポジションの認識がチョイと遅い。。。
更に、シフトポジションが変わった際に一瞬アイドル回転が乱れる位置がある。
特にN⇆R間。。。ミッション自体もチョイと不穏な振れがあるがコレは整備の専門の判断に振るとして。。。😅
エンジンルームと下回りの検査では今のところオイル漏れ、滲みはパワーステアリングの低圧ホースのみで、、、

問題はATハーネスの劣化が著しいので要交換ですね。
一部は部品供給が終了なのでウチで一品で作りましょう。(笑)
後はブローバイの経路やEGRバルブの汚れによる振れが出てるね。。。
エンジン周りはそんな感じ。。。後は実際に修理に着手してみないと見えない部分もアルヨ。。。
後はエアコンの制御パネルの制御ズレや遅れも出てるから制御パネルのO/Hとメーターの水温計の誤差も結構出て来ているから水温センサー交換とメーターのO/Hも推奨だね。。。
気になるのがエンジンが温まった状態でエンジンを停止するとほのかにLLC臭が上がって来るトコかな。
コレも怖いから要点検ね。。。
ブレーキは明らかにペダルが奥に入っているのでマスターシリンダーとマスターバック、ブレーキキャリパーまでキッチリとやった方がイイね。
一通り見つけた内容で御見積ですな。。。
オイラのお家芸の電気系統だけどエンジン制御問題はほぼ解決したのでATハーネスの一部製作と交換。
後はメーターのO/HとクライメートパネルのO/Hと低速電動補助ファンコントローラーの追加装着の推奨位かな。。。
さて、要整備箇所の工数と部品調べて貰お。。。🧐

昨日のダイアグノシスデータが読み込めない件について配線図と睨めっこしていたらどうも合点が行かず、、、基本的な問題が隠れている疑いが捨てきれずメインハーネスから追っかけてみる事に。。。
先ずはタペットカバー前のカムアジャスター横で接続されているアース。。。
テスターでアース部分の抵抗値を測定してみると、、、5Ω??チト高いね。。。
一旦、アース端子の止めボルトを外してアース接続部分のステーのバッテリーまでの抵抗を確認すると0オーム。。。調子エエやん。。。
つまり、アース端子のステーとの接触部分が酸化して抵抗になっていた様なのでサンドペーパーで磨いて錆を取り、端子を再締め付け。。。
コレでエンジン始動。。。ちょっとだけ音が良くなった気はするね。ちょっとだけヨ。😅
次は結構多いミス、、、って言うかこりゃ構造とか設計の問題になりますが、、、

奥のHFMモジュールの左右の接続ソケット二つ。。。
コレね、、、立派な抜け止めのソケットロックが付いてますけどソケットが微妙に差込接触不良でもこのソケットロックは入っちゃうんですわ。。。ココ盲点。。。
もっと言うと、、、手前のABSモジュールのソケットは端子がキチンとオスメス噛み込まないとソケットがロックされない構造ですが、其処は流石安全装置に絡む部分故のコストがかかった設計。。。
対してHFMモジュール自体は安全装置の中枢とは深く関連していないからか、、、ソケットに其処まではコストをかけていないですな。。。
コレが次世代のW210やW211と、モデルチェンジで進化するにつれて樹脂の変形、破損は当たり前の軟弱ソケットに化けて行ったんですわ。。。よって接触不良がメチャ多い。。。
余談ですけどR129の1997年〜最終モデルじゃESP BASのユニットの接触不良が異常に多かったなあ。
ESPの警告灯点灯でDASで調べてみるとSTアングルセンサーだのABSセンサーだのテストの度に無茶苦茶なエラーが出まくる。。。
結局、車屋さんの多くは車屋さんの常識の範囲を超越した原因が特定出来ず降参となって終了になるのよ。。。
と、まあ信用してるとマジにヤバイ毒車のソケット。。。
辛うじてソケットがハマってソケットロックが出来ているからと安心していると不調を引き起こす原因になる場合もある。。。
特に着脱がやり難い場所にHFMモジュールが鎮座しているW124のこのモデルでは割にやってしまいがちな箇所なのです。。。
で、、、一旦このHFMのソケットを左右外して端子の確認。
HFM側もソケット側にも曲がりや破損が無い事を確認して再度挿入接続ロック。。。
コレにて再度エンジンスタート。。。
エンジンの振れは殆ど無い。。。診断機を接続して各センサーやアクチュエータにアクセス。。。

見事にアクセス成功❗️

コレで現在のエンジン周りのセンサー類やアクチュエータのデータやインジェクターのオープンタイムまで見えたので次の段階に。。。
T/LLRモジュールのデータを取得すると、、、シフトポジションの認識がチョイと遅い。。。
更に、シフトポジションが変わった際に一瞬アイドル回転が乱れる位置がある。
特にN⇆R間。。。ミッション自体もチョイと不穏な振れがあるがコレは整備の専門の判断に振るとして。。。😅
エンジンルームと下回りの検査では今のところオイル漏れ、滲みはパワーステアリングの低圧ホースのみで、、、

問題はATハーネスの劣化が著しいので要交換ですね。
一部は部品供給が終了なのでウチで一品で作りましょう。(笑)
後はブローバイの経路やEGRバルブの汚れによる振れが出てるね。。。
エンジン周りはそんな感じ。。。後は実際に修理に着手してみないと見えない部分もアルヨ。。。
後はエアコンの制御パネルの制御ズレや遅れも出てるから制御パネルのO/Hとメーターの水温計の誤差も結構出て来ているから水温センサー交換とメーターのO/Hも推奨だね。。。
気になるのがエンジンが温まった状態でエンジンを停止するとほのかにLLC臭が上がって来るトコかな。
コレも怖いから要点検ね。。。
ブレーキは明らかにペダルが奥に入っているのでマスターシリンダーとマスターバック、ブレーキキャリパーまでキッチリとやった方がイイね。
一通り見つけた内容で御見積ですな。。。
オイラのお家芸の電気系統だけどエンジン制御問題はほぼ解決したのでATハーネスの一部製作と交換。
後はメーターのO/HとクライメートパネルのO/Hと低速電動補助ファンコントローラーの追加装着の推奨位かな。。。
さて、要整備箇所の工数と部品調べて貰お。。。🧐