前回のブログで触れた「ガスが濃い」について今日の雨模様とコロナ禍の巷にあって良い子の皆さんは自宅に引き篭もってこんな偏屈オヤジのブログを読んでる人が多いらしく電話やメールでの問合せが妙に早いレスポンスで数件。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ca/5b6116ed0407b030f370cdbe7ff015cb.jpg?1621160460)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/2d/eaaab22ecf21f7da67563518fb06c317.jpg?1621160612)
KEジェトロのW124前期モデルで車検に陸事に持ち込んだら排ガスで落とされたって話。。。
あのさ、、、このブログの俺過去記事で書いてるよね。
無闇矢鱈に機械式エアフローAssyのミクスチャーADJの六角ネジを回すなって❗️
しかもグルングルン回してもCO値が下がらず車検ラインでダメ出しを喰らったって話。。。
其れって既にエアフローAssyに問題があるか、フューエルガバナーのコントロールの不良が疑われる訳でフューエルガバナー本体かKEコントロールモジュールの不良が疑われるわ。。。
問題は仮にエアフローAssyを新品交換するにしても換装後のミクスチャーの調整がキチンと出来るかどうかが不明な訳で其処は依頼した工場が経験があるか無いかで大きく異なるね。
ヘタすりゃ更に滅茶苦茶にされて「旧いんだからしょうがない。」とか曰う馬鹿な車屋も多いからね。。。
KEコントロールモジュールの不良に至ってはトラブルシュートで其処まで行き着けない「旧車専門店」の修理屋も多いね。。。🤣🤣🤣
意味不明に「アイドルエアバルブを清掃した。」とか曰わってバッチリ工賃をせしめるエグイ商売をしとる車屋も居るが、、、俺的には「アイドルエアバルブの清掃って何やるの❓教えて。教えて〜。」って感じ。。。
アイドルエアバルブをヘタに洗浄したりしたら一発ブチ壊れます。。。
車屋独自の新技術❓❓で、、、治ればヨイけどね。。。まず治らないね。。。🤣🤣🤣
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☆画像はイメージです。
判らねえならこれ以上深みに嵌る前に素直に白旗揚げろって感じ。。。
ところが「W124,W126専門店」の看板掲げてたらそうもいかねえモンだから無茶苦茶なインチキ修理に走るんだわwww.....😱
W124の1993y〜モデルのHFMを搭載したモトロニック。。。
派手な看板でお客を集客してこれ見よがしに最新式の診断機で車両チェック。。。
だけどね、、、この時代の毒車で診断機でチェック出来るのはエンジンの制御に纏わる部分だけで現行車種の様に車両の隅から隅まで診断機によるチェックが出来る訳じゃない。。。
しかも、HFMモジュールに纏わるフォルトコードの内容一つ一つを理解していなけりゃ故障の肝にも行き着けず完治させられない何て話も多多ある。。。
又、各センサーの数値やアクチュエータの数値、動作状態のグラフ表示から不調を判断する基準も整備屋のスキルとして備えているべきなのだが多くは勉強嫌いな不良上がりの整備屋ならぬパーツチェンジニアだからそんな判断も難しい。。。
例えばO2センサーの劣化。。。
診断機で動作状態の波形を出して良否を判断すべきなのだがその判断も出来ずにO2センサー不良による燃料供給過多も見抜けず結果的に治せないと言う話が多い。。。
いよいよO2センサーが断線して診断機でフォルトコードが出て初めて「O2センサー要交換」と言う診断を下す。。。
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☆画像はイメージです。
エアマスセンサーについても同様❗️
エアマスセンサーの動作状態のグラフ表示を見て良否の判断も出来ず、、、
いよいよ「HFMセンサー断裂」などのフォルトコードが出て初めてエアマスセンサー交換。。。
だけどね、、、エアマスセンサーが断線って普通に使ってたらあまり無いのよ。。。
大体はメインハーネスのアース不良かインジェクション電源の不良。。。
メインハーネスが問題無けりゃあ電源供給側のリレーだったりするんだけどね。。。
この時代の毒車は診断機をあてても故障の中核が示されない場合もあり、その診断結果を基に検討、考察する思考力が必要な場合も多いのです。。。
況してやフォルトコードの内容がHFM内部の問題だったりすると最早整備屋の理解力を超越している事も多いので其処が限界点ですな。。。
要は診断機が必要な車種には当然診断機を使用するのがマストですが、その診断機ばかりを頼りにする整備屋は旧い毒車の修理においてトラブルシュートがキッチリ出来ないのでキャパシティもかなり低いってコトです。。。
経験値の無い整備屋さんはもっと知識に貪欲になって勉強すべきなんですけどね。。。