
土曜・日曜ともに残念ながら強風で飛べませんでしたが、その時間を使ってパソコンと格闘を続けた結果、やっとまたメールができるようになったのでした。
本日は良い風になりそうなので衣笠山へ。ほどよい強さの風で練習生のかたも充分な時間を飛べたので、その後は地上練習もしてから早めにスクール修了。
普段のようにまっすぐ店に戻らず、春休み中の子どもたちの様子を見にいったん家に寄ってみると、案の定やはりゲームに興じていたのでした。春休みだから宿題はないなら遊んでればいいけど、こんなに天気が良い日に家でずっとゲームというのはイカガなものか。どうせなら外で遊ぼうと連れ出すことに。
とくに行き先の当てはなく遠くまで出かけられる時刻ではないので、なんとなく伊良湖岬方面へ車を走らせていくと、閉園したフラワーパークの辺りで大きな菜の花畑と遭遇。とても綺麗なので立ち寄って眺めていると、花になど興味がなくすぐに飽きた子ども達からクレームがきたので、本当はもっと眺めていたかったのに移動を余儀なくされてしまいました。

(中央に椰子の木も立っているのが不思議な感じの菜の花畑)
砂浜に降りて遊びたいと言うので、もう少し車を走らせて半島先端の恋路が浜へ到着。まだかなり冷たいはずの海水に、子どもたちはズボンをまくりヒザまで浸かって遊んでますが、こっちは見てるだけで寒くなってきます。なんで平気なのアンタ達。
水に入ったり砂山を作ったりして一時間ほど遊んで帰ろうとすると、どこからか鐘の音が聞こえてきました。なんだろうかと思ったら、話には聞いたことがある、カップルが恋の成就の願掛けでカギ(錠)をとり付ける場所からなのでした。

(柵にたくさんのカギが)

(アンタ達は、まだ鳴らさなくていいと思う)
近づいてみるとアーチに鐘が吊り下げられており、それを若いカップルが仲良く一緒に鳴らしていたのでした。なんていうか、ほほえましい誓いの儀式みたいです。その横には案内板とカギをつけるための専用の柵があり、ハートマークのタグに名前や願い事を書かれた、数えきれないぐらいたくさんのカギがとりつけられています。これって、神社で絵馬を納め、大鈴を鳴らして願い事をするのと同じようなこと? 雰囲気としてはこっちのほうがロマンチックでいいのでしょうか。恋路が浜という地名に合った、若い観光客にウケるものをつくりたかったのでしょうね。平成14年に設置されたそうです。
看板の案内文を読み終わって、ふとさっきまで無意味に鐘を鳴らして遊んでいた三男の手を見ると、願い事が書かれたカギをなぜか一つ持ってます。ちょっと待て…ロックされてたはずなのにどうやって外したのだ、おまえはルパン三世か。いや、何を言ってるのだ私、そうではなく、「ずっと一緒にいられますように」と願いがかけられてあるのを勝手に外しちゃイカンだろー。
もちろんすぐ柵に付け直してロックしておきましたが、これをつけていったカップルのかた、三男のせいで破局をむかえることになったらゴメンナサイ、これも運命だったのだと許してやってください。